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アプリケーションとソフトウェアとプログラムの違い

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料理に例えて解説

パソコンやスマートフォンを使っているとよく目にする言葉に「ソフトウェア・プログラム・アプリケーション」というものがあります。

この3つは似ている用語ですが微妙に意味が違うため、初心者の人にとっては非常に分かりにくい概念になっているようです。

そこで、このページでは、これら3つのIT用語をわかりやすく料理に例えて解説していきたいと思います。

ソフトウェア=料理に必要なもの全て

まず、ソフトウェアですが、これは「料理に必要なもの全て」と言い換えることができます。

例えば、「肉・野菜・卵などの食材」はもちろんのこと「塩・コショウ・ソースなどの調味料」「料理を盛り付けるための食器類」さらにレシピなども含めた全てです。

こうした「料理を作るために必要になる要素」全てが、IT用語で言うところのソフトウェアに当たる、とイメージしてみて下さい。

プログラム=料理のレシピ

続いてプログラムの説明ですが、これは料理の例で言うところのレシピに相当します。

レシピとは、「その料理を作る際に必要になる食材・分量・調理法」などの手順を書き記したものですよね?

IT用語で言うところのプログラムもこれと同じようなもので、パソコンやスマートフォンを使う上でデバイスそのものに指示を出すレシピの役割を果たすものなのです。

プログラミング=レシピを作ること

たとえば、アプリ・ゲーム・Webサイトなどを作成することをプログラミングと呼んだりします。

これは、人間が作りたいものをプログラムすることによって、パソコンやスマホがレシピ通りに動き実現している機能なのです。

アプリケーション=完成した料理

最後に、アプリケーションですが、これは「完成した料理」に例えることができます。

「ソフトウェア=料理に必要なもの全て」を使って、「プログラム=料理のレシピ」通りに実行した結果、アプリケーションという料理が完成するイメージです。

プログラマー=料理を作る人

利用する私たちユーザーの視点から見れば、スマホのアプリ(パソコンのアプリケーション)を使うことしかイメージできません。

しかし、そうしたアプリケーション(=料理)が完成するまでには、エンジニアやプログラマーと呼ばれる人たちが様々なソフトウェア(=材料)を用いてプログラミング(レシピ)を書く、という作業が必要になるのです。

アプリケーションの具体例

アプリケーションの具体例としては、今このページを見るために使っているブラウザはもちろんのこと、地図アプリ・メールアプリ・天気アプリなど「実際に何かの用途に特化されたもの」が挙げられます。

iPhoneでよく利用されるアプリといえば、TwitterなどのSNSアプリ、GmailやYouTubeなどのアプリが代表的です。

また、パソコンのアプリケーションで代表的なもので言えば、ワード(Word)やエクセル(Excel)なんかが有名です。

ソフトウェアの具体例

ソフトウェアの具体例としては、DVDなどに収録されている音楽や映像のデジタルコンテンツ、ファイル・フォルダを始めとして、普段はあまり目にすることのない設定ファイルやライブラリなどが含まれます。

また、ウィンドウズ・アンドロイド・iOSなどのOSもシステム・ソフトウェアと呼ばれソフトウェアの一種に数えられる場合があります。

プログラムの具体例

プログラムの具体例は、ブラウザに後から機能を追加できるアドオンやプラグイン、Windowsの更新プログラムなどが代表です。

しかし、基本的にプログラム単体で利用するケースはあまりないため、私たちユーザーの立場で意識することはあまりないでしょう。

また、プログラムはプログラミング言語と呼ばれる英文を、コンピュータが理解できる2進数(0と1)に変換して実行されます。



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