SNSとは?やり方・見方・使い方をネット歴20年の経験でわかりやすく解説【とはサーチ】
このページでは、以下の6点を解説します。
最近、TVやニュースで話題のSNSって何?どんなことができるの?どうやって見るの?
そんな初心者の方のために「@SNSの仕組み」「ASNSの使い方」「BSNSを見る方法」「CSNSの始め方」「DSNSの種類」など基本的なことを中心に「SNSとは何か?」を説明します。また、ページ後半では「Eネット歴20年の経験から見るSNS」と題して、歴史的な経緯からSNSがどのように活用されるに至ったかを総括したコラム記事を掲載しています。
そんな初心者の方のために「ネット歴20年の経験を踏まえて」わかりやすく簡単に説明したいと思います。
- SNSの仕組み
- SNSの使い方
- SNSを見る方法
- SNSの始め方
- SNSの種類
- ネット歴20年の経験から見るSNS
そもそも、SNSとは?
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、共通の趣味や話題を通じて交流できる「コミュニティサイトの一種」になります。
SNSでは、会員同士がオンライン上で人間関係を構築することができるため、日本語で「会員制交流サイト」や「ネット交流サービス」と表現されることもあります。
また、海外など英語圏では「ソーシャルメディア(social media)」と呼ばれるのが一般的となっています。
@SNSの仕組み
SNSにはインターネットの本場であるアメリカの大企業が運営しているものから、ミクシィ(mixi)のような日本企業のものまで様々なサービスがあります。
どのSNSも基本的な仕組みは同じで、なりすましを防ぐ観点から登録制となっていて、会員登録をすませた本人以外が投稿できない仕組みになっています。
この会員登録のことをアカウント作成と呼び、作成されたアカウントの中に「繋がりを持った人たちの情報」や「会話の記録など」が蓄積されていきます。
ASNSの使い方
SNSの使い方の基本は、「フォロー」「いいね」「投稿」「グループ作成」です。
SNSで興味のある人をフォローすると、その人の投稿を積極的に受け取れるようになります。
また、その投稿にいいね(ハートマーク)をつけることで文章やコメントなしで共感の気持ちを表すこともできます。
SNSでテキストや写真を投稿するには、「そのSNSを見ている人たち全体に公開する方法」と「DM(ダイレクトメッセージ)と呼ばれる個人的な会話」の2種類があります。
また、グループやコミュニティと呼ばれる機能を活用することで、「仲の良い特定の人たちとだけやり取りする方法」もあります。
BSNSを見る方法
SNSを見るには、Googleなどの検索エンジンで「見たいSNSの名前」を検索するだけです。
たとえば、ブラウザ(今このページを見ているアプリ)から「ツイッター 総理」「フェイスブック 首相」と検索するとWeb(ウェブ)版と呼ばれるSNSのWebページが出てきます。
見るだけであれば、わざわざSNSアプリのインストールやログインをしなくても「Web上に公開されている範囲」なら簡単に見ることができます。
ただし、ミクシィ(mixi)やインスタグラム(Instagram)などネット上に公開されない仕様のSNSでは、ログインしないと見ることができない仕組みになっています。
CSNSの始め方
SNSのやり方には「アプリをインストールして使う方法」と「ブラウザから利用する方法」の2種類があります。
スマホで利用する場合は、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアから各SNSアプリをダウンロードし、スマホにインストールしてから登録作業をします。
パソコンから利用する場合は、Chrome(クローム)やEdge(エッジ)といったブラウザから各SNSサイトにアクセスし、新規登録と書かれたページからアカウント登録をします。
また、ニンテンドースイッチやプレイステーション5など、ブラウザ機能を搭載しインターネットに繋がるゲーム機からも利用が可能です。
DSNSの種類
一般的にSNSと言えば、X(旧Twitter:ツイッター)を中心とした特に人気の3〜4種類のサービスを指す場合が多くなっています。
しかし、App Storeなどのアプリストアには100種類以上のSNSアプリが公開されていて、毎年新しいSNSが誕生しているのが実情です。
そこで、代表的なSNS6種類の特徴を関連ページにまとめてみたので、気になる方は参考にしてみてください。
一覧ページでは、日本国内で特に人気のあるSNS×21種類を「短文SNS」「写真SNS」「チャットSNS」などに分類してランキング形式で紹介しています。
ネット歴20年の経験から見るSNS
SNSと昔のネットの大きな違い
2000年代初頭のネットと言えば、ホームページで情報を発信するか、電子掲示板で見知らぬ人たちと意見交換をするかの二択でした。
その後、2000年代後半になるとブログの普及により「日記を公開して読者から感想やコメントを得る」という文化が急速に広まりました。
この時代のネットに総じて言えることは「情報の発信者と受け手」が明確に分かれていた、ということです。
スマホの登場でSNSのリアルタイム性が増す
しかし、2010年代に入り、Twitter(ツイッター)を中心としたSNSの利用者が急増したことで、この「情報の発信者と受け手」の区別が限りなく小さくなりました。
全ての人が対等に「意見や感想を言い合える」ネット空間が実現したのです。
さらに、2010年代後半にスマホの普及率が50%を超えたことで、自宅以外の外出先でもリアルタイムに写真の投稿が可能になりました。
SNSの普及でネットの中に社会が生まれた
SNSには「自撮り写真」や「旅行先でのグルメ画像・風景画像」が溢れ返るようになり、それに呼応するかのように写真に特化したSNSのインスタグラムが登場します。
それまでテキスト中心で無機質だったネット空間に一気にリアリティが加わり、正にネット社会とも呼べる変貌を遂げたのです。
SNS(ネット社会)とリアル社会の違い
この流れは、YouTube(ユーチューブ)の登場によりさらに加速します。
「動画を公開しコメントをもらい視聴者と共にチャンネルを育てていく」という動画SNSの登場で、SNS(ネット社会)とリアル社会の垣根は驚くほど小さくなってきたのを実感します。
2020年代の現代においては、もはやプラベートな目的だけでなく、学業や仕事などさまざまな場面においてSNSが活用される機会が増えてきました。
「友人と談笑する」「異性との真剣な出会いを求める」「ライブ配信でオンライン授業を受ける」「リモート会議で商談をする」といったことが実生活と遜色ないレベルで実現しています。
結局、SNSとは?
インターネットは社会に革命をもたらしましたが、SNSはそのインターネットに革命をもたらしています。
今や、地震や台風などの災害情報はTVよりも早くSNS上で目にする機会が増えました。
結婚相手や恋人との出会いの場として、SNSが上位にランクインするのも珍しくありません。
ユーチューバーやインフルエンサーという新たな職業を生み出したのも、やはりSNSです。
結局、SNSとは、ソーシャルの名が示すように「社会の写し鏡である」と言えるのでしょう。
ぜひ皆さんも、ネガティブな情報ばかりに踊らされずにSNSを活用し、楽しんで頂きたいと思います。