不審なログイン履歴の対処方法(スマホ・パソコン)【とはサーチ】

不審なログイン履歴とは？

昨今のスマートフォンの普及に伴ってセキュリティ意識の薄いライトユーザーが大量にネットサービスを利用するようになりました。

そうした中、オンラインゲームや無料通話アプリを通じて不用意に個人情報を教えてしまうという事例も多く聞かれます。

そこで、最近は「いつ」「どこから」「どのIPで」そのアカウントにアクセスがあったかを教えてくれる、ログイン履歴（ログインアラート）という機能が生み出されました。

不審なログイン履歴とは、そうしたサービスにおいて、「普段とは違う場所や環境から行われた」ログインの事です。

1）まずは事実確認から

不審なログインがあった場合、まずはそれが本当に自分自身のログインでないのか、事実確認することから始めましょう。

履歴に残された情報から、その時刻、その場所からアクセスした覚えがないか、記憶をたどります。

友人の家や会社・職場から利用した覚えはありませんか？ホテルやネカフェなどからアクセスしていませんか？

それでもやはり、全く身に覚えがない場合は慎重に次のステップに進みます。

２）次にパスワードを変更する

ログインした覚えがないという事は、あなた以外の第三者がログインした可能性が高くなります。

これ以上被害を拡大させない為にも、まずはパスワードを変更しましょう。

その際は登録のメールアドレスも忘れずにチェックしましょう。

不正アクセスをした犯人が、変更されたパスワードを自身のアドレスに届くようにした可能性もあります。

３）ウイルスや悪意のあるアプリがないか確認する

あなたの個人情報が漏れたという事は、パソコンであれば「何らかのウイルスに感染した」、スマホであれば「悪意のあるアプリをインストールしてしまった」という可能性が考えられます。

無料のOSとして爆発的な普及をみせているアンドロイド端末でも外部に情報を送信する不正なアプリケーションが確認されています。

ウイルススキャンをしたり、今一度登録アプリを確認したりと、情報流出の原因を探りましょう。

４）ログインする際の注意点

ログインするという事は、「あなたのアカウント（個人情報）にアクセスする」という事です。

家族など複数人で同じパソコンを共用する場合は必ずログアウトしましょう。

特に、Gmailなどにある「ログイン状態を保持する」という機能を有効にしたままにすると、たとえパソコンの電源を切ったとしても次回起動した際に自動的にあなたのアカウントにログインしてしまいます。

ミクシィなどのSNSでも同様の機能はありますので、プライバシーを覗き見されたくない場合は毎回忘れずにログアウトする事をお勧めします。