IDとパスワードの違いとは?アカウント作成の基本【とはサーチ】
IDとパスワード 意味の違い
スマホやパソコンを使っていると「IDとパスワードを入力して下さい」というメッセージを目にすることが多いですよね。
よく分からずに適当に入力して「IDまたはパスワードが違います」とエラーが表示され途方に暮れている人も多いことでしょう。
そこでこのページでは、インターネット初心者の方向けに「IDとパスワードの意味の違い」をわかりやすく解説してみたいと思います。
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「IDとパスワードの違い」のイメージ画像(図解)


IDとパスワードはアカウントに入るために必要
そもそも、ID(アイディー)とパスワードは、「アカウントにログインするため」に入力する必要があります。
アカウントとは、通販サイトなどに登録した「住所・氏名・クレジットカードなどの個人情報」が入った箱のことです。
ただし、IDとパスワードの2つには明確な違いがあるため、その違いをこれから説明したいと思います。
ID=名前(識別番号)
まず最初にIDの意味を説明しますが、IDとは 個人を識別するためのもので名前や会員番号にあたるものです。
あなたが○○さんであることを示すためのものなので、本来であれば本名を名乗るのが一番良いのですがさすがにそういうわけにもいかないですよね?
1)IDにはメールアドレスを使う
そこで、実名を名乗らなくても簡易的に○○さんであることを示す方法として、このIDには「メールアドレス」や「携帯電話の番号」が使われることが多くなっています。
その他にも、英数字を使った「○○chan」や「○○kun」のように、覚えやすいニックネームのような文字列をIDとして設定する場合もあります。
2)IDは公開される
また、IDはネット上やプロフィール・マイページなどで公開表示になる場合があります。
iPhoneやiPadで使用するApple IDなどの場合には、使用しているデバイス上でも常に表示されています。
3)IDは変更できない
一度決めたIDは基本的に変更することはできず、そのサービスを退会するまで同じIDを使い続けることになります。
また、IDはログインIDやユーザーIDと呼ばれたりもしますが、意味は同じなので違いを意識する必要はありません。
パスワード=カギ(暗証番号)
次にパスワードの意味を説明しますが、パスワードとは 本人確認をするための暗証番号のようなもので、いわば”カギ”の役割をはたすものです。
名前であるIDを名乗ったとしても本当にそのヒト本人なのかは分かりません。
そこで、本人しか知り得ない言葉いわば「合い言葉のようなもの」を入力することで本人確認をとる、という仕組みになっているのです。
1)パスワードは複雑な文字列が望ましい
パスワードは本人確認をするための重要なカギなので、簡単に推測されたり合鍵を作られてしまってはいけません。
そのため、通販サイトや各種SNSでは「英数字を織り交ぜた複雑なパスワード」を設定した方が良い、としている所が多くなっています。
2)パスワードは公開してはいけない
また、パスワードは他人に知られてしまうと、不正ログインや成りすまし、アカウントの乗っ取り被害にあう危険性があるため絶対に公開してはいけません。
銀行を語った不審な人物から電話がかかってきたとしても、絶対にオンラインバンキングのパスワードを教えてはいけません。
とにかくパスワードはあなたの個人情報を守るとても重要なものなので、自分以外に知られてはいけないのです。
3)パスワードは変更できる
こうした不測の事態に対応するためにも、パスワードはIDと違っていつでも変更することができます。
パスワードの作り方がわからないという場合には、Web上で簡単に複雑なパスワードを作ってくれる「パスワード生成サービス」などを利用するのもオススメです。
また、パスワードを忘れることの多い方の場合には、パスワードをクラウド上に記録してくれるパスワード管理ツールなどを活用してみるのも良いでしょう。
まとめ
以上、「IDとパスワードの違い」を初心者にもわかりやすく解説してみました。
関連ページでは「アカウントの意味」や「アカウント登録の方法」についても解説していますので、さらに理解を深めたい方は参考にしてみて下さい。
【アカウントとは】
アカウントとは、スマホやパソコンを使っていく上で必要になってくる「権利」のことです。ネット初心者にもわかりやすく日本語に言い換えると「会員登録」みたいな意味です。例えるなら、いろいろなサービスを使うための個人情報が入った「自分専用の部屋」を利用する「利用権」のようなもの…続きを読む