クラウドのメリット・デメリット

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個人向けクラウドのメリット

メリット(1) バックアップの必要がない

通常、パソコンやスマートフォンにデータを直接保存した場合、万が一その機器が壊れてしまうとデータを復旧することはほぼ不可能です。そんな場合に備えて外部メディアにバックアップを取っている人も多いと思いますが、その作業はなかなかに煩わしいものです。しかし、オンラインストレージを利用すれば、このバックアップ作業はサーバ側で自動的に行ってくれます。

メリット(2) どこからでもアクセス可能

クラウドサービスは一度アカウントを作ってしまえば、パソコンやスマートフォンを問わず様々な場所・端末からアクセス可能です。SDカードやUSBメモリなどにコピーしてわざわざ移し替えなくてもインターネットに繋がりさえすれば複数の端末・ユーザー間で共有が可能になるということです。

メリット(3) 保存容量を気にしなくていい

スマートフォンやタブレット端末(iPadなど)はまだまだ保存容量が少なく、気づけば容量不足に陥っていることもしばしば。しかし、クラウド上の保存領域を利用すればそんな悩みは解決します。もちろん、無料で使える領域には制限がありますが、有料版を使えば容量を増やすことも可能ですし、とにかく無料にこだわるのであれば複数のサービスを併用すれば相当の容量が確保できます。

メリット(4) インストールや更新作業が不要

メールやオフィスを使う場合、以前であればソフトのインストールや更新作業が必須でした。そのため、そういったタイミングでパソコンの調子が悪くなったりしてシステムの復旧など余計な時間を取られたことも多いと思います。しかし、クラウドサービスであればそうしたソフトウェアの更新等はサーバー側で行ってくれます。つまり、更新作業に伴うシステムの不具合とオサラバできるという事です。

個人向けクラウドのデメリット

デメリット(1) メールなどの内容が分析されている可能性がある

クラウドサービス(特に無料のもの)を利用する際には、利用規約に注意しましょう。無料で利用できるクラウドサービスの大半は広告収入によって運営されているため、メールの内容などが機械的に収集・分析されています。

デメリット(2) 永久に利用できる保証はない

クラウドサービスでは、ユーザーの増加やサービス競争によって日々サーバ容量を増やしたり、コストがかさんでくるのが一般的です。そのため、一定期間ログインしないとアカウントが削除されてしまったり、利用者が減少するなど、最悪の場合サービスそのものが途中で終了してしまうケースもあります。こういった可能性を事前に考慮し、継続の可能性が高いサービスを選ぶのがコツです。


企業向けクラウドのメリット

メリット(1) 初期 費用が少ない

自社でサーバやシステムを用意するとなるとそれ相応のイニシャルコスト(初期費用)がかかってきます。しかし、クラウドにおいては、特に小規模のシステムを運用する場面ではその割合が小さくなります。

メリット(2) 無駄のない従量制 課金

クラウドサービスは一般的に日割りや月単位での料金設定となっていて、使った分だけ支払う無駄のない料金設定となっています。特に短期間の開発プロジェクトなどで利用価値が高く、ビジネスの変化にスピーディに対応できます。

メリット(3) 保守・管理コストの低減

自前でシステムを所有した場合、その保守・管理に人的リソースを振り分ける必要が出てきます。しかし、クラウドであればOSのアップデートやアプリケーションの更新作業などは管理会社が請け負ってくれるため、結果的に保守・管理コストの削減が期待できます。

メリット(4) いつでもどこでもデータにアクセス可能

クラウドではメールのデータやスケジュール情報などを管理会社のサーバで一元管理するため、いつでもどこでもアカウント一つで同じデータにアクセスが可能になります。昔は当たり前だった、複数の端末間での煩わしい同期作業も必要なくなります。

企業向けクラウドのデメリット

デメリット(1) カスタマイズが難しい

クラウドのデメリットとしてまずはカスタマイズ性の問題が挙げられます。クラウドサービスではシステムやアプリケーションがパッケージ化されているため、自社で保有する場合に比べて細かな修正に対応できず、オリジナリティを持たせたシステム開発には向いていません。

デメリット(2) セキュリティに対する不安

次のデメリットとして、セキュリティ面の問題が挙げられます。クラウドではその性質上、様々な企業の重要機密や個人情報を保存しているため、ハッキングの攻撃対象となりやすく、これらデータの流出リスクが常につきまといます。安全面を考えるなら、クラウド上に預けるデータはよく吟味した方がよいと言えます。

クラウドでは一つのシステムを不特定多数のユーザーで共有するため、アクセス権のある他のユーザーから自社の情報が漏れる可能性はゼロではありません。ファイアウォールや暗号化など防御策が取られるのが通常ですが、そのレベルも提供会社によって差があり、過去にはクラウドシステムが障害後、復旧不可能になったり、顧客情報が漏えいした事例もあります。

デメリット(3) 依存しすぎるとリスクが大きくなる

クラウドは便利な反面、システムやデータ管理においてサービス提供会社に依存してしまうという側面があります。システム障害やサービス会社の倒産などが起こると、依存度に比例するようにリスクも大きくなってしまいます。クラウドを利用する際は、そのリスクとリターンとをよく考慮した上で自社管理とのバランスを考えていく必要があると思います。



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