なぜ今IoTが注目されるのか?

時代はユビキタスからIoTへ

さて、「世の中にある様々なモノがインターネットに繋がる」、という所までは分かったけれども、それがなぜ今急に注目を集めるようになったのかを解説していきます。

実はIoTに非常によく似た概念でユビキタスという言葉があります。「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークに繋がることを目標に、ICT政策の一環として研究・開発が進められてきました。

花ひらく IoT元年

この国家戦略ともいえる研究プロジェクトに昨今の急速なIT分野の進歩が追い風となり、ようやく商用化されようとしているのがIoTなのです。

つまり、ユビキタスで研究段階にあった構想が、IoTで現実味を帯び、普及段階に入ったと見ることができるわけです。

IoTの実現を後押ししたもの

ではなぜ研究段階であったユビキタスがここまで活気を帯びるようになったのでしょうか?それはひとえにiPhoneをはじめとするスマートフォンの普及があったからだと言われています。

各種センサー類の小型化・低コスト化

iPhoneシリーズは150グラム程度の本体に、「加速度センサー」「指紋認証センサー」「気圧計」「圧力センサー」といった様々なセンサー類やICタグを実装しています。

iPhoneの普及にともないこれらセンサー類の大量生産が促され、小型化・低価格化・省電力化が進みました。

ワイヤレス通信の発展

さらに、今や当たり前となったWi-FiやLTE・Bluetoothなどのワイヤレスネットワークの普及もIoTの実現には重要な役割を担っています。

今後、IoTデバイスの増加によりそこで生み出される情報量は爆発的に増えると予想され、これらを遅延なく処理するための新方式として5GやLPWAといった次世代無線通信規格の実用化も進められています。

AIとクラウド

また、AIやクラウドコンピューティングといった先端技術もIoTとは深い関わりがあります。

近い将来には人口の数倍〜数十倍にまで膨らむと予想されるIoTデバイス、そこから日々生み出されるビッグデータを効率的に収集・分析するには従来型のサーバやアプリケーションでは役不足だからです。



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