ベクレルとは

ベクレルとは、放射能の量を表す単位である。

1ベクレルとは、1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量である。ベクレルは英語でbecquerelと表記する。そもそも放射能とは放射線を発する能力のことですが、その能力を表すのがベクレル、人体が直接受ける放射線量を表すのがシーベルトなのです。


ベクレルやシーベルトはガイガーカウンターなどのモニタリングで使われる単位ですが、ベクレルは主に食品や水・土壌の中に含まれる放射能の総量を表す場合に「1キログラムあたり500ベクレル」の様な形で使います。

また、シーベルトとは、外部被曝や内部被曝で実際に人体が影響を受ける線量を表す単位で、「1時間あたり1ミリシーベルト」の様な形で用います。ベクレルとシーベルトの違いは、ベクレルが本質的な量を表すのに対して、シーベルトは人体に影響のある数値を表すと考えればいいでしょう。

ベクレルの由来とは

ベクレルの名前の由来は、1896年にウランから放射線を発見したアンリ・ベクレルというフランス人物理学者の名前から取ったものである。

ベクレル計算早見表

福島第一原発の事故後、テレビや新聞などで様々な単位を目にするようになりましたが、色々ありすぎてピンとこない方が多いと思います。そんな方のために、参考となる計算式をまとめてみました。


食品におけるベクレル基準値

食品に含まれる放射性物質の量は、何ベクレル以上なら危険で何ベクレル以下なら安全かというのは専門家の間でも様々な意見があり一概には答えられません。ですが、一つの参考として食品中のセシウムにおける日本の暫定基準値と外国の基準値を比較してみるのもいいでしょう。


日本の暫定基準値

原発事故後に設定された食品に対する日本の暫定基準値は、穀類・野菜類・肉・卵・魚が500ベクレル、飲料水・牛乳が200ベクレルです。2012年4月から新基準値が定められました。新基準値は、一般食品(穀類・野菜類・肉・卵・魚)100ベクレル、牛乳50ベクレル、飲料水10ベクレルのほか、新たに乳幼児食品として10ベクレルの基準値が設定されました。

海外の基準値

チェルノブイリ事故で被害にあったウクライナの基準値は、飲料水2ベクレル・野菜40ベクレル・牛乳100ベクレルです。

ベクレルモニター

ベクレルモニターとは、簡易型の放射能測定装置のことです。ドイツのベルトールド社製LB200などが有名で、安価な小型装置であることから、一般家庭や幼稚園・保育所・自然食品の店などを中心に導入されています。



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