SNSとLINE(ライン)の違いとは?LINEがSNSに入る理由
そもそもSNSとは?
最近よく話題になってるSNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略です。
わかりやすく簡単に言うと「スマホやパソコンを使って交流できるオンラインサービスの総称」になります。
SNSの例をあげると、Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)・Facebook(フェイスブック)などが有名ですよね。
LINEはSNSに入るのか?
ところでLINE(ライン)とSNSに違いはあるのでしょうか?結論から言えば、LINE(ライン)はSNSに含まれます。
その証拠に、アイフォン用のアプリストアであるApp Storeで見てみると、LINEは「ソーシャルネットワーキング(SNS)」のカテゴリに入っています。
SNSの線引きはどこ?
SNSに入るかどうかの線引きはズバリ「不特定多数とのコミュニケーション」です。
メールのように1対1でやりとりをしている分にはSNSとは呼べませんが、例えば電子掲示板のように誰が書き込みをするかわからない機能があれば、十分にSNSと同じだと表現していいでしょう。
LINEとは?
LINE(ライン)とは、スマホで無料通話やチャットができる日本で一番利用者の多いコミュニケーションアプリです。
LINEは、携帯電話番号と紐付いているため、家族や友人など近しい人とのコミュニケーションに使われることが多くなっていますよね。
そういう背景もあって、LINEを「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールの延長上にとらえている人も多いと思います。
LINEがSNSに入る理由とは?
さて、ここからはいよいよLINEがSNSに含まれる理由を具体的に解説していきます。
LINEがSNSに入る理由は「@ホーム機能」「ALINE VOOM」「Bオープンチャット」「Cミーティング」の4つです。
これらの機能は個人対個人のやりとりの範囲を超えて、不特定多数とのコミュニケーションを可能にするSNS的な機能になっています。
理由@ ホーム機能
1つ目の理由はLINEのホーム機能です。LINEの「ホーム」では、まるでTwitterのように写真やつぶやきを公開することができます。
さらに、公開範囲を「全体に公開」に設定することで、通常の「友だち」以外にも、「友だちの友だち」やさらにその先の「友だち」にまで投稿が広まっていく可能性があるため、使い方によってはSNSの特徴である「情報の拡散」が起きる仕組みになっています。
理由A LINE VOOM
2つ目の理由は旧タイムラインからリニューアルし名称変更されたLINE VOOMです。
LINE VOOMでは、ショート動画を中心にフォロワーに対して投稿を配信することができます。
また、動画を見たフォロワーはコンテンツに対して「いいね」「コメント」「シェア」など一般的なSNSと同様の反応を返すことも可能になっています。
理由B LINEのオープンチャット
3つ目の理由はLINEのオープンチャット機能です。オープンチャットとは、2019年8月に始まったLINEの新しいサービスで、LINEのアプリ内で自由にチャット(おしゃべり)ができるという機能です。
オープンチャットでは、友達追加していない人たちを含めて最大5000人の参加者で雑談をすることが可能。
トークルームへの招待はURLやQRコードの共有で簡単にできるため、TwitterやInstagramなど他のSNSと連携することで不特定多数の参加者を募集することができるのです。
理由C LINEミーティング
4つ目の理由はLINEのミーティング機能です。
ミーティングとは、2020年8月に始まったLINEの新しいサービスで、ZOOM(ズーム)やSkype(スカイプ)と同じようにオンライン会議やリモート飲み会ができる機能です。
LINEミーティングでもオープンチャットと同じように、URLをメールやSMSなどで送ることで友だち追加していない人ともグループ通話を楽しむことができます。
LINEはスーパーアプリ化を目指しています
LINEは、日本国内ではすでに9400万人以上の人が利用していて、SNSアプリの中では最もユーザー数の多いサービスとなっています。
2021年3月1日にLINEがヤフーと経営統合したことによって、LINEのスーパーアプリ化という構想が現実味を帯びてきました。