放射能・放射線の単位まとめ

放射能の総量を表す単位

そもそも、放射能・放射線・放射性物質の違いがはっきりしない人は以下のページも参照。
放射能とは何か 放射線とは何か 放射性物質とは何か

ベクレル(単位:Bq) 表記(1kgあたり100Bq)

ベクレルとは、食品や土壌に含まれるセシウムなど「放射能の総量」を表す場合に用いられる単位です。
1ベクレルは、「1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量」と定義されています。
さらに詳しいベクレルの解説 シーベルトとベクレルの違いとは

壊変毎分(単位:dpm) 表記(1kgあたり100dpm)

ベクレルと同じく「放射能の総量」を表しますが、ベクレルが「1秒間に1つの崩壊」と定義されているのに対して、dpmは「1分に1つの崩壊」と定義されています。つまり、1dpmは1ベクレルの60分の1という事です。
dpmとは、disintegrations per minute(1分あたりの壊変数)を意味しています。


カウント毎分(単位:cpm) 表記(1kgあたり100cpm)

壊変毎分とほぼ同じ意味になりますが、こちらはガイガーカウンターなどの放射線測定器が実際に検出できた値(計数率)を表します。ガイガーカウンターとは何?

キュリー(単位:Ci) 表記(1kgあたり100Ci)

ラジウムの発見で有名なキュリー夫妻にちなんで作られた単位です。ベクレルと同じく「放射能の総量」を表す単位でしたが、ベクレルの成立を受けて使われなくなりました。1キュリー = 3700ベクレル に相当します。

ラザフォード(単位:Rd) 表記(1kgあたり1Rd)

キュリーと同じくベクレル以前に使用されていた「放射能の総量」を表す単位で、1ラド = 100万ベクレル= 1メガベクレル、と非常に大きな単位でした。

放射能の濃度を表す単位

マッヘ(単位:M.E.) 表記(1M.E.)

放射能の濃度を表す単位で、歴史は古いのですが今やラドン温泉などの効能書きに使われる程度でほとんど見かけません。1マッヘは約13.5ベクレルです。

線量当量

(放射線の人体への影響度)
線量当量とは、いわゆる被曝した際の人体への影響度を表します。被曝の種類・被爆による症状まとめ

シーベルト(単位:Sv) 表記(1時間あたり1Sv)

シーベルトとは、放射線をあびた際の「人体への影響度合い」を表す単位です。
モニタリングポストで計測される空間線量や、レントゲン撮影をした場合の放射線量を表す際に使われるので目にする機会も多いでしょう。人体に吸収される線量を表すグレイに、放射線の種類や筋肉・骨などの部位ごとに修正を加えて算出します。また、1000倍ごとに単位が決められていて、1シーベルトは1ミリシーベルトの1000倍、、1ミリシーベルトは1マイクロシーベルトの1000倍となっています。さらに詳しいシーベルトの解説 シーベルトとベクレルの違いとは

レム(単位:rem) 表記(1時間あたり1rem)

レムとは、シーベルトの前に使われていた単位で、シーベルトと同じく「放射能の人体への影響」を表します。
1シーベルト = 100レム であり、 1レム = 10ミリシーベルト という計算になります。

吸収線量

(放射線が物質に吸収される線量)

グレイ(単位:Gy) 表記(1時間あたり1Gy)

グレイとは、「放射線が物質に吸収される線量」を表す単位です。ガン治療などの放射線治療の際に用いられます。

ラド(単位:rad) 表記(1時間あたり1rad)

グレイができる以前に使用されていた単位で、グレイと同じく「生物の吸収線量」を表します。
ネズミ1匹を殺すのに必要なX線の吸収線量として定義されたそうです。100ラド = 1グレイ となります。

照射線量

(放射線が空気中に照射された線量)

レントゲン(単位:R) 表記(1時間あたり1R)

レントゲンとは、放射性物質や放射線源から「空気中に照射された線量」を表します。
古い単位で、1989年以降は使用されていません。



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